かぼちゃの栄養と健康効果

かぼちゃを上手に活用する

 

 

美味しくて栄養満点のかぼちゃですが、できるだけ上手に活用したいものです。かぼちゃの旬ですが、収穫されるのは夏から初秋にかけてです。じつはかぼちゃにはペポかぼちゃのように収穫してすぐ食べられる品種と、3ヶ月程度ねかせて甘みを引き出してから食べる品種があります。

 

 

一般的な普通のかぼちゃは貯蔵性が高いため、日本ではもともと野菜の収穫が少なくなる冬に食べるようになったようです。収穫時ではでんぷんが多いのですが、これは時間と共に熟成して糖分に変わっていきます。

 

 

見分けとしてはヘタ部分がコルク状に乾いてひびも入っている状態のものが美味しい時期のかぼちゃです。

 

 

従って一般的なものは、7~8月で収穫され、2~3ヶ月貯蔵します。黒皮南瓜の場合は収穫が10~1月とやや遅くなります。

 

 

一般的にはかぼちゃは貯蔵性が非常に高いことに加えて、輸入物がたくさん市場に入ってくるので、通年にわたって美味しいものが購入できます。輸入物では2月から5月頃に主にニュージーランドなどから、12月~2月頃、5・6月にはメキシコ産なども入ってきます。

 

 

かぼちゃは収穫後に追熟させて美味しくなるので、つまり、鮮度が高いもの美味しいということではありません。しっかりと熟成させて、でんぷんが糖分に変わると、甘味とホクホクとした食感が楽しめます。

 

 

選ぶポイントとしては、皮に艶があるもの、下に黄色い部分があまりないこと、色むらのオレンジ色が濃いもの、を選びましょう。また、左右対称に丸くなっているものが好ましく、いびつな形のものは受粉不良なので避けた方がいいでしょう。