かぼちゃの栄養と健康効果

かぼちゃは美味しくて栄養も満点

 

 

かぼちゃは大変美味しい野菜ですから、食材としても大いに利用されています。基本的には完全に熟してから食べます。最初は皮が硬いのですが、長く煮ているとやわらかくなって食べることができます。

 

 

サツマイモと同じで、デンプンを糖に変化させる酵素が含まれており、貯蔵するか低温でゆっくり加熱していくと甘味が増していきます。

 

 

だいたい収穫後、約1か月頃に糖化のピークになって食べ頃になります。もともと日本では冬至の頃にかぼちゃを食べる風習がありますが、それはかぼちゃが糖化するのに結構時間がかかるからで、それで晩秋以降に食べ頃になるからです。また、かぼちゃはそれ以降年末まで日持ちする野菜であるというのも一因だと思います。

 

 

栄養面もさることながら、美味しさと言う面でもあらゆる料理に活用されています。甘味のあるパンプキンスープなども人気です。

 

 

甘みの強い品種の場合は菓子作りにも活用され、パンプキンパイや、南アメリカ、フランスの「サンカヤー・ファクトン」などのプリンにもなっています。

 

 

かぼちゃ100g中の主な栄養素含有量をみてみると、ビタミンE:5.1mg、ビタミンC:43mg、ビタミンB1:0.07mg、ビタミンB2:0.09mg、カロチン:4000μg、食物繊維:3.5g、カリウム:450mg、葉酸:42μgなどとなります。

 

 

そしてかぼちゃの場合は、これらの栄養分がバランスよく含まれていることが特徴となっており、健康面からみても、非常に優れた野菜だということになります。